本格的に年の瀬ですなー。
クリスマスも終わり、あとは大晦日を残すのみですが、このクリスマス終了後から大晦日までのクライマックスな1週間は、この1年間の出来事を振り返っては総括して、さらには来年度の目標や抱負を打ち立て、もういくつ寝ると訪れる来年度へ思いを馳せる為に残されたモラトリアム、あるいはトレンドみたいなものじゃないですか。
そこで、僕も1年を振り返ってしまいます。
……いやいや、先日の日記の冒頭からまんまコピーペーストじゃないですか。いえね、音楽ついでに洋服、それから書籍に関する1年間のルックバックもしてしまおうではないかと思い立ちまして。それに本来なら1つの日記にまとめるつもりだったのですが、殊の外作成しているうちに音楽についての記述が止まるところを知らなくなってしまって、分けることにしたのです。ということで以下、2008年の洋服と書籍です。
はい、では洋服についてです。
まず、今年の僕のアパレルシーンを象徴していた事柄といえば、ノンネ事変でしょうね。
昨年までは、極シンプルで見た目がユニクロと大差なくシャツ1枚だけで平気で2万も3万もするnonnative(愛称ノンネ)というブランドの洋服を、特定の回数さえ言えば何でも買えてしまう魔法のカードで毎月のように購入しては、ハイストリートで多重ローンなインテリ系おしゃれメンズを気取っていました。
だが今年の1月中旬に仙台のディーラーが突然休業し、そのまま何1つアナウンスのないまま閉店というふざけた事態に陥ってしまいまして、今年はそのノンネの服がまったく買えない、ネットで入荷情報や商品詳細は得られるも、店頭で実物が拝めないという隔靴掻痒の1年でした。
しかし、そんな窮地の中、誰よりもノンネを愛してやまず、かつて仙台のノンネ四天王として君臨し、ハリウッドセレブ級の凄絶な大人買いを繰り返していたM君とともに、3月と9月に隣県・山形まで遠征。そこで僕の痩身体型にジャストフィットで、今では外出する度に穿いているデニム、そしてタウンユースにもトラベルにも大活躍してくれているリュックサックを購入することが出来ました。一方のM君は、四天王の面目躍如といったダイナミックかつ怒涛のショッピングを披露してくれました。半年サイクルだから、次回は来年の3月か。
そんな事情があって高価な洋服の購入は自然と控えてしまうようになってしまいましたが、それは単に高価な洋服を購入しなくなっただけで、洋服自体は普通にお気に召すまま購入しておりました。
特に今年は、バンドTシャツの購入頻度が高かったです。
ノンネのTシャツは1枚6000円もするのですが、バンドTは大体3000円ぐらいなんです。ノンネのTシャツ1枚分のお値段で、バンドTが2枚も買える!ということで専門の通販サイトを利用して、購入に励みました。
ですが夏頃から、海外の専門通販サイトに直接注文して、個人輸入するようになりました。海外サイトではTシャツの値段がさらに半額(平均15$)、さらにサイトでは日本では流通していないCDも安価で売られているのでそれを2、3枚同時に購入しても、3000円ぐらいで済むというから、喜ばしいじゃないですか。まあ、送料含めると4000〜4500円ぐらいにはなりますが、これを日本のサイトで行うとなると下手したら福沢諭吉が登場するので、つまりコストパフォーマンスですよ。ユーアーOK?
バンドTいえど、デザイン重視で購入しています。食指がムーブするのは、こういったB級ホラー映画テイストなデザインです。こちらは勿論購入しており、目下この夏のヘビーローテーションとして大車輪の活躍でした。まあ、僕の顔面もB級ホラーというのも相俟って、着用することで中々ユーモラスな妙味を醸しだすじゃないですか。最近ではこちらを注文しました。手元に届くのは来年でしょうが、楽しみであります。ちなみにTシャツはすべてカードでの購入です。
昨今のバンドTはド派手でカラフルな色使いの物か、グロテスクだけどどこか可愛げのあるキャラクターがプリントされている物が主流なんですが、僕はどうにも好みません。この手のデザインは一過性のトレンドといった感じで5年先、10年先も着用できるか、といったらちょっと難儀じゃないですか。似合う、似合わないではなくてもっとプリミティブな部分で。そういった側面でも、僕はB級ホラーデザインを選んでいます。まあ、個人の好みや価値観の問題でもありますが。
そういえば、4月ぐらいまでは称賛していたエモファッションも、今では手のひらを返したように、
エモファッション(笑)
エモキッズ(笑)
エモフレンズ(笑)
ジャパニーズエモ(笑)
激ロック(笑)
ロックDJイベント(笑)
CAWAII CLOTHING(笑)
POP☆CANDY(笑)
エモかわいい(笑)
エモカッコいい(笑)
エモメイク(笑)
エモを目指す(笑)
エモになりたい(笑)
EMO PARTY(笑)
リーモ(笑)
と、まるでスイーツ(笑)のような噴飯ものの扱いになりましたねー。
まあ、ファッションありきのエモに傾注するボーイズ&ガールズらを見ていると、その姿勢や思想、あるいは根本的なベクトルが僕と大いに異なることが理解できたので、それも当然でしょうか。mixiのEMO KIDSコミュに行けば、目もあてられないような愉快なエモキチガイばかりで凄くエモいですよ。あと略すとADTRになるコミュの一番上のトピックとか本当酷い。あれ書き込んだ奴、頼むから全員鬼籍に入れよ^^
以前、僕が広義にエモファッション/エモキッズ批判をしたためた時、「現役エモキッズからの反論、誹謗中傷、僕への殺害予告等々お待ちしています^^」と書いたはずなのに、誰からも寄せられなくて寂寞感に駆られましたよ。ナルシシズム全開の自画撮り画像はネット上に晒せるくせしてな。というか日々人生をすべからくエモに生き、怠惰することなくエモに精進しているキッズたちがこんなブログを読むはずないか^^
1年ハーフ前から目をつけていて、ストーカーのように日参していた女子中学生エモガールのブログがあったのですが、そのエモガールにこの夏、初めての彼氏ができてラブラブサマーを満喫していたことも、僕のエモキッズ(笑)の原因となっていると言えば、そうかもしれません。畜生死ね。くたばれ。タマしゃぶりやがれビッチが。
あと、今年は外着でも部屋着でもファーストリテイリング社のお世話になりっ放しでした。現在の僕の所有する靴下のほぼ7割がユニクロクオリティ(4足990円)ですからねー。日曜も日曜とて、部屋着用に限定価格990円のバルキーフリースフルジップなんたらを購入したきましたし。この辺も、コストパフォーマンスの影響大ですね。
はい、続いては本/漫画に移りたいと思います。
今年は漫画よりも活字ばかり読んでいました。それが少なからずブログにも影響が出ているようで出ていないような気もしますが、数にして丁度20冊でした。趣味に"読書"を掲げている割には、少ない方なのでしょうかね。で、その内の10冊、半分が戸梶圭太という熱烈な信者っぷりを発揮していました。
戸梶圭太の真骨頂を味わいたいなら「CHEAP TRIBE」ですね。この作品は猟奇、エログロ、狂気、バイオレンス、理不尽、シニカルのオンパレード、というかそれしか登場しません。とにかく妥協を許さない激安に次ぐ激安ぶりで、抱腹絶倒でございました。特に、終盤の売春女子高生への激烈な拷問シーンは必読ですね。
世界各国、殊更日本への痛烈なシニカルが炸裂している「宇宙で一番優しい惑星」もおススメですね。この作品も戸梶作品にお馴染みの形容詞が勢揃いですが、無駄にラブコメ要素もあったりしてテラカオスです。某テーマパークをモチーフにしたテロ事件での一連のシーンには、思わず声を上げて笑ってしまいました。
最初はアキバ童貞を主題として展開されていたのが、最後は宇宙を股にかけた超絶ファンタジー大作に変貌しているという「ちぇりあい」も捨て難いですね。中盤に登場する変態ペドフィリア野郎のエピソードは、もはや神さえも超越した領域にありました。最高にキャッチーで最凶にイリーガルな幼女凌辱描写には、ただただ感慨無量でした。性的な意味じゃなくて。
他にも自殺自由法、牛乳アンタッチャブル、なぎらツイスター、トカジャンゴ、あの橋の向こうに等々、この人だけは心底期待を裏切りません。どれも自信を持っておススメしたいですが、冗談や皮肉の通じない人は読まない方が賢明です。気分を悪くするだけです。しかも未読の人に対して、若干ネタバレしていますし。
ええ、猫も杓子も戸梶戸梶でしたが、戸梶以外ではというと「若合春侑/脳病院へまゐります。」がベストでした。
簡素にご紹介しますと……舞台は昭和初期、カフェーで働く人妻が、サディストの大学生と男女の仲になり、されるがまま凌辱の限りを尽くされる、といった内容です。手紙形式で書かれており、全体では70ページほどしかないのですが、全編旧字旧仮名遣いで文章構成されているので重厚感があり、慣れていない所為もありますが、倍以上読んでいる感覚があります。非常に読みづらいですが、現代生まれの僕にはとても新鮮で、また美しい日本語が堪能できます。
凌辱シーンには飲尿、食糞といったスカトロ描写もあります。やはりスカトロというとアブノーマルな分野ですし、さぞかし淫猥でありながらも下品におどろおどろしく書かれているかと思いきや、まるで年端もいかないような少女が新しいおもちゃでも与えられたかのように面白おかしく、おちゃめに、愛らしく書かれていて拍子抜けしました。しかも倒置法で以て"それ"の存在を明かした手法にもしてやられました。お陰様で、僕のスカトロイズムに新しい風を吹き込んで戴きました。
まあ、この主人公である人妻はビッチですよ。夫がありながら、不貞を働くどうしようもないビッチですよ。大学生と一時的に別れた後、彼を忘れようとする一心で何人もの男と枕をともにしたえげつないビッチですよ。
しかし旧字旧仮名遣いの妙味のせいか、軽くないんですよ。金原ひとみが書くようないかにも現代的な安物のビッチとはてんで違うんですね。なんだかおぞましい情念や執念が渦巻いていて、こちらの精神が蝕まれ畏怖してしまうぐらいです。しかも何だかんだ共に地獄に堕ちまいかとばかりに大学生に一途で、どんなに虐げられても初恋のような甘美な恋心を維持しているから余計に重苦しいビッチなんです。だから「脳病院にまゐります。」なんですけどね。
装丁に惹かれて試しに購入してみたのが運の尽きでした、良い意味で。
ちなみに作者は女性です。宮城県出身らしいです。親近感湧きますなぁ。
漫画ですが、続巻ばかりをぼちぼち購入していたばかりで、今年はあまり新規開拓をしませんでしたねー。今、一番面白いのは「ラブやん(月刊アフタヌーン連載)」と、みんな大好き海賊冒険譚「ONE PIECE」ですね。黄猿さんマジパネエっす。
新規組は全体で3冊。
まずは奇才、長尾謙一郎の新作「ギャラクシー銀座」。
とにかく百聞するよりも、一見した方が断然早い内容です。音楽的には、カオティックニューウェーブ歌謡ブルースパンクサイケデリックフォークハードコアシャンソンポストロック、でしょうか。混沌の境地です。それと、この作者の語彙力と言い回しと比喩表現には毎度毎度痺れます。現在、3巻まで既刊。
残りの2冊は今月に入って購入しました。
「変ゼミ/TAGRO」。変態生理ゼミナールの略称です。リンク先を見てもらえば分かるのですが、デフォルメされた絵柄がとてもかわいらしく、一見すればのんびりとゆるーいほのぼのした脱力系ラブストーリーでも展開されてそうなところですが、エロエロです。変態的な意味で。でも、どちらかというとフェティシズム的。絵柄と中身のギャップは、サウスパークやハピツリにも通じる一種の妙味がありますね。モーニング2連載。
「百舌谷さん逆上する/篠房六郎」。言い得るのならツンデレ=病気、と解釈して緻密に展開されるトラジコメディーでしょうか。変にギャグに偏っていたり、無駄にシリアスだったりではなく場面場面で交互のバランス、均整が取れていて読み手にも伝わりやすいです。とにかくヒロインであるツンデレ、百舌谷さん(小学5年生)の豊富なセリフ量と語彙力には圧巻されるばかりです。アフタヌーン連載。
来年も小説、漫画をコンスタントに読んでいきたいと思います。
また、デトロイト・メタル・シティは4巻以降から何故か買わなくなりました。
今年最後の更新ということで、読んでくれた方々ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。4月当初、ここまでレスポンスがあるとは全く思っていませんでしたので感慨無量です。前のブログとの相違点というか成長点として、特別な感情を抱いている特定異性に対して直接「コメントください」と言わなくなったのも大きいですね。あの頃の僕は狂っていたんだなー、と踏まえて2008年終了目前、僕はこうシャウトしたい。「いいぞ、もっとコメントくれ^^」。
まあ、"自分の中の秩序の維持"をプロパガンダに掲げて、4月1日から自分のペースでのらりくらりとやってきましたが、来年もこんな感じで更新していきたいです。何卒よしなに。それにしても明日で終わるんですよねー。これといって変化のない毎日を過ごしていると、実感や緊張感がなくなってきて困りますね。
そりゃ何の迷いもなくマーケットプレイス経由でDVD(痴漢AV)注文するわ。
発送は1月5日以降だそうです。それでは来世、じゃなくて来年にお会いしましょう。
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2008年12月30日
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脳病院へ〜はタイトルからしてアラッいいですね、要チェックしておきます(´∀`)
エモです見てますよブログ(笑)
私もemoファッションをしていますが
日本人はやっぱりemoは似合わねーなとつくづく思います
現役の方なんですね。体格や体型などの所為もありますが、最たるは本国との環境や土壌の差異かと考察します。そして無理しすぎないファッションが好ましいです^^
このブログ、emoでググると行きつけます^^
どうやらemoは日本では流行ってないし広く浸透しないみたいですね。すぐに廃れるとわかっていてもなんだかはまります!
私も百舌谷さん読んでます…
そうですね、かれこれ6年以上この辺の音楽聴いてますけど、浸透率が低いと痛感できます。ま、底知れぬ魅力がありますよね、エモというのは。
おお!単行本2巻が今月発売です^^